忘れ物はないね?:2006-10-06

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2006年10月06日(金)

うっかり風邪をひいてしまったみたい。
ライヴまでに治さないとまずいから今日はおとなしく家でグズグズしていました。
できるだけ漢方系の風邪薬を飲むようにしているんだけど、薬ってほんとに苦手です。粉薬とかはもう飲むのもぜんぜん下手。
オブラートがないと飲めない。子供の頃は大人になったらサラサラー、ゴクン、と飲めるようになるのかと思っていたけど、いつまでたっても口中に粉が広がってゲーッとなる。
かといって、こども向けの甘い液体が好きかというとそれはもっとイヤで、やっぱり薬なんだからいっそマズくて気持ち悪い味のほうがあきらめがついてよい。
注射を打たれる時も、よく顔を向こうにそむけて、針を見ない人がいるが、私は針がブスッと刺されるところをちゃんと見ていないと怖い。
見ていないと、いつ『痛っ!』となるかわからないじゃないですか。でも見ていないタイプの人に聞くと、『もう腕を差し出した時点でいつ刺されてもいい心の準備ができている』と言うのだが、フと緊張が途切れた時に不意を突かれて刺されるということもないとは限らない。そんな恐ろしいことによく耐えられるものだ。
ちゃんと自分の目で見て『痛っ!』というのと、脳で『あー、来るぞ、来るぞ、痛っ!』というのが一致していれば、スムーズに事が運ぶというものです。なので、子供の頃はお尻にされる注射がそれはもう恐怖でした。大人になってからはさすがにお尻に注射というのはありませんが。
あ、そんなことはどうでもよくて、今日の主張は風邪を早く治したい、と。そういう日記でした。がんばって治すから、ぜひ観に来てね。


[link:728] 2006年10月09日(月) 02:21

2003年6月16日までの日記


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