忘れ物はないね?:2006-08-29

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2006年08月29日(火)

たまに行く(回る)お寿司屋さんは、値段のわりにすごくおいしく、当然いつもすっごく混んでいるのでネタの回転も早く、より鮮度の高いネタが次から次へと出てくる。その日の仕入れの魚を目の前でさばいて、一匹さばかないと出ないレアな部位も限定6皿とかでどんどん出してくれる。高いお皿は高いんだけど、そんなに高くないのでも充分においしいしハズレがなくていいなあ。
で、ああいうところではけっこう注文に人柄が出る、っていうか、顔で注文がわかる。この間は見るからにすっごい派手な一家が座った途端にどんどん大トロとかウニとかを頼みまくっていておかしかった。そこの一家の一番肝となっている人物はお母さんで、どこかで見たことのあるイメージと思ったら『千と千尋の神隠し』に出てくる湯婆婆だった。湯婆婆とギャル系の娘3人、息子、おばあさんとおじいさんという大編成だったが、影の薄い息子(成人)とおじいさんがおそろいの『I LOVE NY』のTシャツを着させられており、おじいさんなどはその上に老人のチョッキを重ね着しており、影の薄さを服装で補おうとしているのか、実は恥ずかしいのかよくわからない感じであった。
それにしても、顔や服装は食べてる物を語ると思う。けっこう顔で好きな物を大体当てる自信がある。とくに寿司ネタはわかりやすい。

さて、10月のライヴが決まりました。今度はイベントですが、代々木にあるZhertheZOO(ザーザズーと読むの)です。
ブッキング担当M氏のこだわりのブッキングのようです。私は初めてご一緒する人たちばかり。ですが、楽しそうです。トップページからぜひチェックしてみてください。私も次回は今回の『ふちがみとふなとと加藤千晶』とは少しちがう編成で参加します。

それから『ふちがみとふなとと加藤千晶』のご予約もまだまだお待ちしていますよ。

[link:703] 2006年09月01日(金) 01:09

2003年6月16日までの日記


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