忘れ物はないね?:2006-07-19

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2006年07月19日(水)

チラシの絵に思いのほか苦戦して、結局折り込み用のチラシとDMおよびお店置きのハガキを2種類違う絵にしました。
昨日と今日は印刷屋さんに行ったり、ハガキをお願いする人と打ち合わせしたり。
どちらももうすぐできます。
ご案内は来月はじめにみなさんのお手元に届けようと思っていますー。

今、『王様のレストラン』がブーム。
実はリアルタイムでも再放送でも見逃していて、全然観たことなかった。めちゃくちゃ面白い!三谷幸喜脚本のドラマ(大河ドラマはのぞく)は『王様のレストラン』以外は観ていると思うんだけど、知っている中ではこれが一番面白いと思う。映画は『ラジオの時間』が一番すき。『王様のレストラン』は『ラジオの時間』と似ているね。あのどんどんどんどんボタンが掛け違えられて行って、行くとこまで行くのに丸く収まる感じ。局所局所で細かく発生した怒りが最後に大火事になったのに、なぜか最後に気持ちが暖かくなって、もういいじゃないか、という気分になれる感じ。そしてどこまで行ってもすべてが笑いに貫かれている感じ。三谷幸喜の作品の中には、その特徴である『舞台っぽい』感じがあんまり強すぎて個人的にはちょっとなーと思うものもあるにはあるんだけど、でもやっぱりすばらしい。

[link:684] 2006年07月21日(金) 01:51

2003年6月16日までの日記


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