忘れ物はないね?:2006-02-08

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2006年02月08日(水)

眠い。寝ていました。
なんか時々、OnOff病みたいになる。パチッ、パチッとスイッチが入ったり切れたりしている。ここんとこ切れていました。
それで、電話で飛び起きる、というのをまた今日やってしまった。以前は飛び起きて出ていたのだけど、どんなにまるでもうとっくに起きてたような感じで出ても声と受け応えが変らしく、その度に『あ、寝てましたね』とか『起こしてしまいましたね』などと、寝ていたことが必ずバレるので、最近は、飛び起きても出ないで、ちゃんと起きて発声練習してからかけ直すことにしている。
どうも私は起きてから、『ほんとうに起きる』までに時間がかかるようなのだ。それで、電話の前に『もしもし』とか『オハヨウゴザイマス』とか『カトウです』とかを何度も練習してから電話をする。しかしそれでもよく知った人にはバレる。

とあるバンドの、1973年のライヴを聴く。私がまだあぜ道でレンゲとかをむしってたような頃、歩くたびにキュ、キュ、となるサンダルをはいてお猿のサチコを肌身離さず持ってたような頃にこんな素晴らしい楽しい演奏をしていたと思うと泣けてきます。

[link:606] 2006年02月10日(金) 01:45

2003年6月16日までの日記


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