忘れ物はないね?:2005-11-18

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2005年11月18日(金)

今日は親友の誕生日。おめでとう。O子ちゃん。
さて、今日は武蔵小金井の実可さんスタジオNGOMAへリハに行ってきました。実可さんちのピアノの鍵盤が以前より柔らかく感じたのはお部屋があったまってたからだろうか?
明日はお客さんとの距離も近いし、一人だし、どきどきだなあ。
チケットのご予約は明日の正午までうけつけているそうです。
NGOMA http://www.nandemogoya-ngoma.com/ まで
メールかお電話を。
実可さん、須藤みぎわさんの演奏はもちろんですが、
いつもとちょっとちがう加藤千晶が観てもらえると思いますよ。

リハが早く終わったので、三鷹に展覧会を見に行きました。
ライヴを観に来てくださったりしてる山下さん。
なんだか個展の準備と重なっていろいろと大変なことがあったようですが、そんなことはみじんも感じさせないポップでキュートな作品の数々。完成品としての作品というばかりじゃなくて、ご本人の楽しい人柄と、それ自体を楽しんで作ったと思われる制作過程が感じられて、迷いがなく、気持ちがよかった。ほとんどのものに顔がついていたんだけど、その表情の元気さになごみました。特にキョトーンとして弾けているおバカな表情(もちろんホメ言葉です)の犬や顔がよかった。
お話ししているうちに、まわりのものや人がだんだんながっていて、面白かったです。世の中せまいですねー。

新御茶ノ水のエスカレーターは本体より手すりの方が微妙に早い。なんとかずっと手すりを持ってどこまで行けるかな、とやってみましたけど、下りだったので体が傾きすぎて落っこちそうになりこわかった。あぶないじゃないか!
帰りの電車は見事に寝過ごし。

[link:556] 2005年11月20日(日) 02:36

2003年6月16日までの日記


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