忘れ物はないね?:2005-07-17

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2005年07月17日(日)

自転車置き場でモタモタしていたら、同じマンションの知らないおばさんが、突然『よかったらこれさしあげます。』とナスを2個くれた。みるといかにももぎたてのつやつやとハリのある素敵なナス。思わず『わー!どうもありがとう!』と喜んだら、『そんなに喜んでくれるならもう一つ、それから人参も。いま採ってきたのよ。味ぜんぜんちがうから。』と、泥付きのちょっと小さい(自分で作っている人はこの段階の柔らかいのを食べられるのが醍醐味なんだね。)人参までもくださった。ちょうど私は自転車で出るところだったんだけど、欲張ってそれらをすっかりいただいてしまった。すっごいうれしい。おばさんとナスと人参に感謝。いただきまーす。


[link:472] 2005年07月18日(月) 23:38

2003年6月16日までの日記


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