忘れ物はないね?:2005-02-17

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2005年02月17日(木)

なんとしても今日確定申告に行かねばと奮い立って計算。申告に行く。ところが区の無料相談は、受付3時まで、と言っていたにもかかわらず、(昨日からの脇腹痛で)走れない身体にムチ打って3時10分前に駆け込むともう今日はダメと言われる。そんなー!もう今日しか来る時ないのにー!一緒に駆け込んで来た他の数人の人々と愕然としながら、なんとか頼み込むが、『今日はダメ。もう3時ですから』『だから私達は3時前から来てるんです。さっきから待たされてるんです』と押し問答になった。そして再び『ではそこで待っているように』と言われ数分間置き去りに。その後、別の人が出て来てまたまた『今日はもう受付票がなくなってしまったのでダメ』と言われた。するとそこで一緒に待っていたおばちゃんがブチ切れ『3時3時ってまだ3時前じゃないの!アタシはほんの少しなのよ(オイオイ自分だけ?)!あとちょっと書くだけなのにダメなの!なんなら係の人についてもらわなくても自分で書くわよ(え?ほんとに?)!』とまくし立てると係の人も大人気ないというかなんというか『ならアナタ相談しないでも一人で書けるんですね?』『書けるわよ!』『じゃあそこらへんでお好きなように書いて提出してってください!』とまるで子供のケンカみたいになってしまった。私は心の中でおばちゃんにややツッコミを入れながらそのやりとりを見ていたが、しかしそれじゃ困るので、そのおばちゃんが去った後『私は相談させてもらえないと困るんですが、もう今日しか来る時ないんです。なんとかやってもらえませんか?』と泣きそうな声で言うと、さすがに向こうも我に返ったのか『え〜〜〜〜っと、なんの相談?へえ、音楽家さん(←年に一度の呼ばれ方)?なにがわからないの?ああそうなの、じゃあ仕方がないから担当はもうつけないけど、そこの机で書いてって、わからないところは近くにいる係の者に聞いてやってくださいね』と穏やかな対応。というわけで、なんとか滑り込ませてもらったはいいが、やっぱりわかってるつもりでもあやふやなところが所々あり、すごい時間がかかってしまった。本番の用紙にもまちがいまくって、やってるうちにどんどん人もほとんどの税理士の人も帰ってしまって、最後の一人の状態になってしまいました。まるで学校で一人居残りさせられているような気分になり、大変心細かった。それでもなんとか最後には税理士さんにも優しく対応していただき、提出できました。よかったよかった。よかったんですが、それにしてもなぜ確定申告ひとつにこんなに疲れなければいけないんでしょうか。脇腹も痛いし。税理士さんも無料相談で大変なのはわかるんですけどねー。。。。。

[link:385] 2005年02月18日(金) 01:26

2003年6月16日までの日記


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