忘れ物はないね?:2005-01-11

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2005年01月11日(火)

実はうちの犬こりんちゃんには、チロちゃんという姉妹犬がいる。こりんちゃんたちが生まれた時、『2匹女の子がいるんだけどもらわない?』との連絡が私の同級生の家にあり、その同級生が『うちも一匹もらうからちあきんちも一匹いらない?』と言ってきてくれた。そういうわけで一匹は同級生の家にもらわれチロちゃんとなり、もう一匹はうちに来てこりんちゃんになった。この二人(二匹)は小さい頃からほんとにそっくりで、毛の色や食いしんぼうの性格や顔もそっくり。まるで双子のようだ。しいて言えばチロちゃんは「目ばり」が濃く、顔立ちも出で立ちも派手めでどちらかというと大阪のおばちゃん。こりんは渋めの東北のおばさん顔である。
しかし性格はどちらもかなり食いしんぼうのおてんばで、昔からお互い色々なエピソードがあったものだが、齢14歳を数える今となっても、食べ物めがけて飛び上がるジャンプ力はすさまじいものがある。この間お正月にその飼い主である友達と電話でしゃべっていて、そのことが明らかになった。
こりんには昔、犬用のでかい骨型のガムを1時間で食べ尽くした、というあり得ないエピソードがある。障子はり用に小麦粉を水でといて作ってあった糊をなめてしまったこともある。チロちゃんには、散歩の途中河原で綱をはずしたら、一目散にどこかへ飛んでいき、お地蔵さんにお供えしてあった団子をくわえて戻って来たり、話しかけてきたおばさんに飛びついて持っていた買い物袋をうばったり、という大変微笑ましく恐ろしいエピソードがある。そんなこりんちゃんとチロちゃんも14歳。写真が全然うまくとれなくて、なかなか載せられないのだけど、来年は戌年なので彼女らをフィーチャーしていきたいと思っています。ってまだ酉年になったばっかやん。

[link:352] 2005年01月11日(火) 21:27

2003年6月16日までの日記


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