忘れ物はないね?:2004-11-15

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2004年11月15日(月)

近所のお店で買い物をして、¥11,000払った品物が家に帰って値札を見たらほんとの値段は¥7,800だったことが判明した。
どうしようかなあと思ったが、約3,000も違うとさすがにそれはちょっとなあ、と思い、電話をしてそのことを伝えると平謝りで、『すぐに差額をお返しします』とのことだった。私としてはもうそれで充分で、別に怒ってもいないし、これから気をつけてくれればそれでいいや、と思ってお店へ行くと、店のオーナーが出て来て『本当ならばこちらから伺わないといけなかったのに、本当に申し訳ないので』とめちゃくちゃ謝ってくれて、差額と、お詫びに、とお買い物バッグやらケイタイストラップやら、お店の商品をいろいろくださり、更になぜそんなお店にそんなものがあるのかよくわからなかったが、『今、ちょうどみかんと柿があるのでこれもどうぞ』と袋にたくさんみかんと柿もくれた。
そんなつもりで行ったわけではなかったけど、店先で押し問答しててもなんだから、ありがたくいただいて帰った。なかなかよいお店だ。でもこれからは3000円も値段をまちがえてつけないでほしい。

[link:327] 2004年11月16日(火) 23:31

2003年6月16日までの日記


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