忘れ物はないね?:2004-10-29

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2004年10月29日(金)

リハで久しぶりにゆわくち軍団と合奏(?)したが、音を出した途端、ぬお〜〜〜っとまたこの編成で奏でる音楽の楽しさが思い起こされて来て、盛り上がった(私が)。今回はあえてゲストは迎えず加藤千晶の曲をたくさんやる、という趣旨で臨むので、いささか大変ではあるけれども、しばらくやらなかった曲とかも新鮮で楽しい。この楽しさが来てくれる人たちにどうか届けられますように(てへっ!)。っていうかかわいこぶってることにぜんぜん意味はないのですが、とにかく届けられますように。

[link:316] 2004年10月31日(日) 02:03


2004年10月29日(金)

今日は午後からずっとリハ。前回のゆわくちから、なんだかんだいって結構日にちが経っていることが判明。その間NRBQ祭があったりロムちゃんとやったりチッチ&クックやったりしてたけど、久しぶりに回文に真剣に取り組まなければいけない時期に来た(回文優先かよ!)ようです。
さて、予約特典制作の都合もあり、ご予約は30日の午前0時、つまり今日の夜中12時で締め切りとさせていただきます。
うっかりお忘れの方がおいででしたらどうぞ思い出してください。あと、「予約をしたのに予約確認のメールが来ない!加藤千晶食堂たるんどる!」という方がいらっしゃいましたら恐れ入りますが今一度お叱りのメールを。返信先が携帯などの場合、まれにこちらからのメールが届かないことがございますので、ご確認ください。

[link:315] 2004年10月30日(土) 01:07


2004年10月29日(金)

近くで安くておいしいと評判のうどん屋さんで梅干しうどんを食べた。お店はカウンターだけのほんとに小さい店で、このお店の名物らしき丸いおばちゃんが威勢よくお客をさばいている。店員は合計4名で、丸いおばちゃん、黙々とうどんを作るおじさん、主に材料の下準備(野菜を切る、鴨を切るなど)の若者。元気のよさそうな若いお姉さんだ。梅干しうどんは280円。鴨汁うどんは大盛りにして400円。どのうどんも「茶めしセット」という茶めしとおしんこともう一品なにか小鉢がついてくるセットにもできるようになっていて、そのセットにしてもプラス100円。お土産用の生うどんなどはひと玉100円だ。安すぎないか?量もちょうどよく、味もよく、うどんもそこそこコシがあっておいしい。そんだけ揃ってるだけあって、お客さんはどんどんどんどんやってきて、常に戸口のところで誰かが待ってる。お客さんは一人でやってきてズルズルッとやって立って行く男性がほとんどで、よく見ていると、食べ終わったらどんぶりをすぐさま丸いおばさんに返し、返すとテーブルに据え置きになっているお盆(その上にうどんのどんぶりなどをのせる)を自分で拭き(台拭きがカウンターに点在している)立って行く。常連の人はその一連の動作が流れるようにスムーズで、座る→注文→支払い(注文と同時にお金を払う)→食べる→終わる→どんぶりを返す→お盆を拭く→スッと感じよく「ごっそさま」、などといくのだが、慣れない人は注文のタイミング、支払いのタイミング(おばさんは注文をきいてから客がお金を出す間も別の客をさばく)、すんだどんぶりを返すタイミングすべてが難しく、それにおばさんがむこうから注文を聞いてくれているのは自分なのか、金額を大きな声で言ったりしているのは自分のことなのか、一瞬の判断が難しい。そのタイミングあわせは大縄跳びに入る時の気分。結局私はどんぶりを返すタイミング(おばさんはいつも動き回っている)を見損ない、返すことができないまま店を後にしたのでした。

[link:314] 2004年10月29日(金) 11:12

2003年6月16日までの日記


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