忘れ物はないね?:2004-07-26

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2004年07月26日(月)

仕事で必要になったソフトと新たな環境(パワーブックですべての作業をして、スタジオへ持ち込む)を覚えて慣れるために格闘。機械を相手にぐったり疲れたので大好物の「エビかつ」を食べに行った。きのうワインを飲んだ勢いで今日はビールを飲んだ。すると店を出た後しゃっくりが止まらなくなり、家までずーっとしゃっくりしながら帰った。とても苦しかった。私のしゃっくりは人のと比べるとどうも『ウゥッ!』という声がでかい。どんなに息を止めて口をつむっても、かわいく『ヒクッ』っとは絶対にならず、空手とかやってる人の『オゥッ』とか『ウゥッ』とか『クワッ』とかいうようなヘンな声みたいなのになってしまうのだ。どうしても。
自分がもし、そんなしゃっくりをしている人とすれ違ったら絶対びっくりするか笑うと思うので、私と道ですれ違った人はかなりおかしかっただろう。しかしそんなことも気にしている余裕もなく、しゃっくりに苦しみながら道を歩いていると、こともあろうか今度は耳がかゆくてたまらなくなり、なんでこんな時に耳がかゆくなるんだろう?と思ったらなんだかすごく笑えてきて、更に苦しくなって途中でベンチに座ってしまった。このベンチは、うちの近くの歩道(遊歩道ではなく普通の道)の途中に唐突にあって、たまに歩くのに疲れたおばあちゃんとかおばちゃんとかが買い物袋を横においてぼーっと休憩している。
そこに座ってしゃっくりしながら耳をかきながら笑っている自分......。人として、また女性としてもサイアクだ。
まあそんな私ですが、明日はがんばります。
チケットをご予約してくださった方、どうもありがとうございます。当日受付でお名前をいただき、前売チケットとして清算させていただきますので、よろしくお願いします!

[link:261] 2004年07月26日(月) 23:16

2003年6月16日までの日記


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