忘れ物はないね?:2004-03-15

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2004年03月15日(月)

忙しさにかまけてフと気がついたら今日は祖母の誕生日だった。推定85歳。別にプレゼントとかそういうのをあげるわけじゃないが、なんとなくいつも誕生日には手紙を出したりしているのに、今年は忘れていた。なので大急ぎで手紙を書いて郵便局へ出しに行くと、ちょうど窓口が閉まる時間で、『記念切手を貼りたいのですが』というと、奥から『ああ、今もう記念切手コレしかないんだけど』といっていろんな動物の絵が描いてあるなかなか良い切手シートを出してきてくれた。バラになったやつがないのに1枚買うのもどうかと思ったが、先日記念切手じゃない80円切手を買ったところだったので、悪いなあと思いつつ『これに貼る分だけでいいんですがいいですか?』というと『ああいいですよ。では何の動物にします?』と選ばせてくれた。迷った挙げ句『じゃあウサギで...』というと、『あ、ウサギね。じゃ貼って出しておきます。ウサギですね?』というとても丁寧な対応だった。

新曲が難しい。自分の作った曲と一日格闘していた。

[link:179] 2004年03月15日(月) 21:12

2003年6月16日までの日記


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