忘れ物はないね?:2003-10-23

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

HOME

2003年10月23日(木)大工哲弘LIVE

初台DOORSへ大工哲弘さんのライブを観に行った。大工さんのことはそれほどよく知らないのだけれど、関島(岳郎)さんを含む4人のスゴ腕の人たちがプロデュースをした「蓬莱行」というアルバムがすごく好きで、観られるのをとても楽しみにしていた。大工さんの歌はなんだか本当にそこらへんのおじさんがお酒を飲みながら歌い出すような感じでゆるやかだ。でも聴いているとそれがすごく核心をついていて、地面に足がちゃんとついている。でもあくまで自由でふくよかだ。多少おんぼろなところも素敵だ。島唄とチンドンとたまにカントリーや南米方面なんかも入り混じったようにも聴こえるプチオーケストラ編成も楽しかった。こういう時客席からすぐになんのためらいもなく踊り出して行ける人がすごくうらやましい。

帰宅して、予約録画をしておいた『マンハッタンラブストーリー(TBS)』を見ようとしたら、なんと日本シリーズの放送が日テレだったはずなのにいつの間にかTBSへ変更になっていて、しかも当然のように延長されてて、『エ・アロール』が30分だけ録れていた。もーなんだよー。見てないっつーの。クドカンのドラマは前にも頭では4ch、4ch....と思いながら実際は8chを予約していて、頼みもしないのに『白線流し2時間スペシャル』が1時間だけ録れてたことがあって怒った。でもその時は100%私が悪いから誰も責めなかった。だけど、今度は許せない。なんで野球中継の局を変えるんですかっ!なんでそれを誰も教えてくれないんですかっ!.....こんな場においても、『ひょっとして』と機転を利かせて念のため2時間後いや3時間後まで予約するような人がすごくうらやましい。

[link:88] 2003年10月24日(金) 22:49

2003年6月16日までの日記


Copyright©2001-2003 Chiaki Kato, All rights reserved.
Contact Us
Do you know DonutFilms?