忘れ物はないね?:2003-09-22

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2003年09月22日(月)秋、そして栗

リハで借りたスタジオで精算に行くと、どうやら管理室の人たちが部屋の奥で栗を食べているようで(こちらからは見えないが声のみ聞こえる)、『ああ、焼いてみればばよかったかねえ?それとも半分に割ってみようか。』『ああ、皮が簡単にむけるやつがあるよ。持って来ようか。「くりくりぼうず」ってやつだよ。これいいよ。』などと栗を楽しんでいる様子が手にとるように伝わってきた。
リハ後、ドーナッツフィルムズの最後の編集作業にドーナッツセンターへ立ち寄ったところ、そちらでもカゴにもりもりと栗が盛られており、どうやらゆで栗を食べていた様子であった。ああ、もうそんな季節。今日なんか長袖を着ていても寒くてやってられないほどだった。みなさまどうぞお気をつけてください。そして24日には吉祥寺へ。ちょっと秋っぽい「ゆわかしと口ぶえ」です。

[link:71] 2003年09月23日(火) 00:25

2003年6月16日までの日記


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