忘れ物はないね?:2003-07-26

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2003年07月26日(土)マンゴー

マンゴーが来た!のであった。
先日から『もう手に入らない』と落胆していた、沖縄の完熟マンゴーをついに入手!
あのあと、ネットで丁寧に調べたらまだ若干買えることがわかって注文したのだ。
もう配達されてきた箱を持っただけでぽわわ〜んと甘い香りがする。バリバリと箱をあけて、早速一個を取り出す。ほほー、赤いんだ、コレ。実を傷つけないよう慎重に手で皮を剥いて(完熟マンゴーは手で皮をむくのがいいらしい)、ばくぅっとかぶりついた。あっまーーーい。かぐわしーーい。すごくマンゴー味が濃い!マンゴーの味だけじゃなくて、桃とかオレンジみたいないろんフルーツの味がするみたいな気がする。これはやっぱりかわいくカットしてフォークとかで食べてる場合じゃない。ポトポトとあまい汁がこぼれるので流しのところで立ったまま一個完食。そしてしばし感動。これはおいしい。これはおいしい!おいしい!マンゴーの木よ、君にはどうしてこんな甘い実がなるのか?きゅうりとかナスには甘くないがみずみずしい実が、みかんには甘酸っぱい実が、ヤシには水がいっぱいの固い実がどうしてなるの?それが地球の表面から生えている、という不思議。植物って不思議だ。
久住さんが文も絵も書いた「大根はエライ」という絵本が福音館から出版されるので、できあがった見本をさっそく送っていただいた。まだ『大根はエライ』の唄を作る、という話はばっちり続いている。久住さんから歌詞をもらっていたのだけど、私がモタモタしていて、なかなか完成までいってなかったんだけど、本を読んだら、今までなんとなくイメージしていたものよりさらにひろがったイメージが浮かんできた。近々、唄もできあがると思います。
きのう寝ていたら、川口さんからフジロックへ行かなーい?というお誘いの電話。しかし諸々の事情により、川口さんの出演する日曜日には用があって行けないことが判明し、フジロック体験を断念する。川口さん、がんばってくださーい。

[link:29] 2003年07月26日(土) 23:40

2003年6月16日までの日記


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