忘れ物はないね?:2003-07-10

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

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2003年07月10日(木)根津

久しぶりな人と会って一緒にごはんを食べる。
根津界隈に行ったのも久しぶりだ。
いつも根津に行くとのぞく古道具屋さんを今日もひやかす。IDEEのちっちゃいスツール¥7,800に心が動く。お店の一番奥の隅っこのほうにバラライカもあった。バラライカって三角なんだー。へぇへぇへぇ。しかし結局収穫はなし。

炭火焼のお店でマグロのほほ肉とか、海ぶどうという沖縄の海草とかを食べた。海ぶどうって本当に『海ぶどう』という感じで、食べるとぷちぷちぷち、としていて笑えてくる食感だった。いろいろいろいろ話して、楽しい夜ごはんでした。

根津駅には『自分で足を乗せてじぶんでみがく木製のセルフ靴みがき台』というのが改札を出たところにあって、ながい木のベンチがナナメになっているような台にひとつずつ『足乗せ場』が区切ってあり、ブラシがヒモで下げてあった。しぶすぎる心遣いにちょっと感動した。

[link:18] 2003年07月11日(金) 01:06

2003年6月16日までの日記


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