忘れ物はないね?:2013-01-17

『忘却』とは、忘れ去ることである。
人は『忘れる』という能力がなければ、絶望で生きていけないそうだ。
しかし、私にはそれらの忘れ物が大変愛おしく、また、そういった忘却の 中に存在する、私がかつて此処に存在していた証拠のかけらのようなものが、
どこか遠いところへでも散らばって、ある日ひょっと誰かのしゃっくりを止めたり
犬に遠ぼえをさせたりできないか、などと思うのである。
だから、私はこの日記を書くことにする。
この日記はその日にあった笑えることや、怒れることや、
その日に思い出した面白いことや悲しいことを記すためにある。どんどん忘れていくTwitterはコチラ

HOME

2013年01月17日(木)新年初のわすれもの

デモ仕事帰り、日比谷線内にメロディオンとリコーダーを置き忘れ、一騒動。
あちこち駅の中をまわりまわって(私が)、無事手元に戻ってきました。
いや〜〜、よかった。
メロディオンももちろん大事だけど、とにかく、ライヴの時にメロディオンに装着する「オリジナル長ホース弾き語り用」が、その中にはいっていたので、ひやひやした。
そのホースはべつに特別なもんではなく、単なる園芸用のホースなんだけど、ホームセンターでサイズを吟味して買ったものなので、そうそう簡単にどこにでも売ってるものではないのです。
それがないと、ピアノから歌っててすぐにメロディオンに飛び移れないのです。
よかった。

それともうひとつ、リコーダーは、私のリアル小学生時代から愛用しているものなので、ケースというか袋に当時大流行した「テプラ」で「かとうちあき」と打ち出したやつを袋に縫い付けてある、というかなりのものなのだ。
問い合わせる窓口で、「中身の色や大きさ、詳細は...?」と聞かれてこと細かに説明するのが若干恥ずかしかった。
最初、鍵盤ハーモニカっていう楽器なんです、と言っていたのだけど、ケースに「suzuki MELODION」と書いてあるので、「スズキのメロディオン」と書いてあります、と言ったら、「メロディオンですね」と確認され、その後、各取り次ぎの窓口や事務局どこへいっても「メロディオンですね」「ああ、メロディオン」と、なぜかちゃんと駅員さんたちが呼んでくれていたのがなんかうれしかったようなくすぐったいような、でした。

そしてリコーダーには「かとうちあき」と貼ってあるので、すぐに「かとうちあき」さんですね、と受け取ることができた。
みなさまお手数をおかけしました。
ありがとう。

写真は、11月30日にプチだおんと名古屋でやった時、ゲストで参加してくれたコルネットの中野明美ちゃんが持っていたリコーダー。
彼女は中学時代からずっと同じ幼なじみですが、奇遇なことに彼女もまたリアル小学生時代からのリコーダーで、全くいっしょ。
彼女のカバーには刺繍が。

1295.jpg 640×480 (original size)

[link:1295] 2013年01月21日(月) 23:49

2003年6月16日までの日記


Copyright©2001-2003 Chiaki Kato, All rights reserved.
Contact Us
Do you know DonutFilms?